船山蔵人騎手、ばんえい通算1,000勝 史上33人目の節目

2026年9月7日、ばんえい十勝の船山蔵人騎手が帯広競馬場の第9競走をヨシノヒーローで勝ち、通算1,000勝を達成した。ばんえい競馬史上33人目、現役騎手では11人目の節目。2007年1月の初騎乗から19年余りをかけて4桁の勝利へ到達した。

ヨシノヒーローで決めた1,000勝

記録を決めたのは「ゆうびんやさん生誕記念B4-5」。ばんえい競馬の直線200メートルで争われ、天候は曇、馬場水分は1.5%だった。船山騎手は9歳牡馬ヨシノヒーローに騎乗し、630キロを曳いて出走。2番人気の支持を受け、1分44秒9で先頭のゴールを切った。

ばんえい十勝の発表によると、この第9競走終了時点で船山騎手の通算成績は11,974戦1,000勝。2026年度は275戦22勝だった。騎乗を重ねた数字だけでなく、約12,000戦の節目となる1戦を勝利で締めた記録でもある。

初勝利から重ねた19年余り

船山騎手は1983年9月23日生まれで、鈴木邦哉厩舎に所属する。初騎乗は2007年1月6日のイットウリキ。同月13日、コトノカツマで初勝利を挙げた。その後、2010年5月29日にギャンブラーキングで100勝、2019年12月22日にサカノライデンで500勝へ到達している。

100勝から500勝までは約9年7か月、500勝から今回の1,000勝までは約6年9か月だった。次の500勝は、最初の400勝より短い期間で積み上げたことになる。NARの騎手データにも、船山騎手は現役、所属はばんえいとして掲載されている。

重賞3勝も異なる馬と達成

1,000勝の内訳には重賞3勝が含まれる。最初は2012年ヒロインズカップのエンジュオウカン。2021年の翔雲賞をタカナミ、2022年の岩見沢記念をインビクタで制した。3つの重賞勝利は、いずれも異なる競走馬とのコンビで残したものだ。

初勝利から19年余り。船山騎手の1,000勝は、ヨシノヒーローとのB4戦で刻まれた。史上33人目という新たな区切りは、長く続く騎手生活の中で積み上げた11,974戦の先に生まれた。初勝利の相棒コトノカツマから1,000勝目のヨシノヒーローまで、記録には数多くの馬との1戦が重なっている。

参考資料

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