4番手から伸び、上がり36秒5
晴れ、良馬場の10頭立て。JRA所属のエコロレーヴが3コーナーと4コーナーを先頭で通過した。ベストグリーンは3コーナーで5番手並走、4コーナーでは4番手へ進出。そこから出走馬最速となる上がり3ハロン36秒5で前を捉えた。
2着エコロレーヴは1分12秒3。さらに1馬身半差の3着には、同じくJRA所属のトウカイマシェリが1分12秒6で入った。エコロレーヴの上がりは38秒6、トウカイマシェリは36秒9。ベストグリーンは先頭から離れた位置で終盤を迎え、最後の伸びで1分11秒9の先頭ゴールを果たした。
騎乗した落合玄太騎手は北海道スプリントカップ3勝目。田中淳司調教師は同競走2勝目となった。ベストグリーンはホッカイドウ競馬所属馬として、JRA所属馬が占めた2、3着を上回った。
2歳春のデビューから4連勝
ベストグリーンは2025年4月、門別ダート1100メートルの新馬戦を1分5秒6で勝ってデビューした。その後は栄冠賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップ、鎌倉記念も制し、初戦から4連勝。全日本2歳優駿(JpnI)では、勝ったパイロマンサーから0秒2差の3着だった。
3歳初戦は2026年2月のサウジダービーで9着。国内復帰後は5月の門別・コデマリ特別を勝ち、6月のさきたま杯(JpnI)は12頭立て8着だった。今回の北海道スプリントカップは、そのさきたま杯以来の実戦で重賞4勝目に届いた。
3歳短距離路線で北海道所属馬が初勝利
北海道スプリントカップは2024年、従来の3歳以上から3歳限定へ条件が変わった。3歳限定化後の2024年はJRA所属のチカッパ、2025年はJRA所属のヤマニンチェルキが優勝。3年目の2026年、地元のベストグリーンが先着した。
ベストグリーンは2023年2月3日生まれの栗毛。父スマートファルコン、母ピースフルジョイ、母の父パイロで、北海道平取町の北島牧場で生産された。NARの優勝馬情報では、今回終了時の地方競馬成績は8戦6勝。2歳時に複数距離で築いた実績へ、3歳のダートグレードタイトルが加わった。