蓑島靖典騎手が引退 JRA通算76勝、バシケーンで中山大障害制覇

2026年9月24日、JRAは蓑島靖典騎手(美浦・フリー)の騎手免許を9月30日付で取り消すと発表した。本人から免許取消の申請があった。2001年の初騎乗からJRAで1,704回騎乗し、平地31勝、障害45勝の計76勝を挙げた騎手生活に区切りをつける。

2001年の初勝利から25年

蓑島騎手は1982年11月14日生まれ、北海道出身。2001年に騎手免許を取得した。初騎乗は同年3月3日の中山2Rで、トウカイタイヨウに騎乗して16頭中13着。4月29日の福島2Rではミキノフォーエバーで初勝利を挙げた。

JRAが発表した9月21日現在の累計成績は、平地778回騎乗で31勝、障害926回騎乗で45勝。障害での騎乗回数は平地を148回上回り、45勝は通算76勝の半数を超える。2着は平地36回、障害54回、3着は平地42回、障害47回だった。

2026年のJRA主催競走では騎乗がなく、発表時点の本年成績は平地、障害とも0回。引退後は柄崎将寿厩舎で調教助手となる予定が示されている。

10番人気バシケーンでつかんだJ・GI

代表的な勝利は2010年12月25日の中山大障害だ。蓑島騎手が騎乗したバシケーンは単勝10番人気。中山芝4100メートルを4分46秒1で走り、2着タマモグレアーとの追い比べをハナ差で制した。

バシケーンは中団で流れを追い、最終障害を越えてから先行勢との差を詰めた。直線では外から1頭ずつ交わし、好位から粘るタマモグレアーと並んでゴールへ入った。この勝利はバシケーン、蓑島騎手、高橋義博調教師にとって、それぞれ初の重賞制覇だった。

バシケーンは平地8戦で未勝利のまま障害へ転じ、障害で初勝利を挙げるまで11戦を要していた。31戦目で重賞初制覇をJ・GIで果たし、蓑島騎手の通算45障害勝利の中でも大きな1勝となった。

9月30日から次の仕事へ

JRAの発表では、騎手免許の取消日は9月30日。25年にわたる騎手生活を終えた後は、柄崎将寿厩舎で調教助手として競走馬に関わる予定となっている。

参考資料

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