テンプテッド、ジ・エベレスト制覇

2026年10月17日、オーストラリアのランドウィック競馬場で行われたジ・エベレスト(G1、芝1200メートル)は、4歳牝馬テンプテッドが1分08秒21で優勝した。前年に敗れたカーインライジングを退け、その連勝を21で止めた。ゴドルフィンにとっては、この競走で初めての勝利となった。

最内から先行し、直線で抜け出す

テンプテッドはゲート1番から、逃げたサヴィーハリーと、その外を進むブルードアの後ろにつけた。C.スコフィールド騎手が手綱を取り、直線に入ると先行した2頭を交わして抜け出した。ゲート11番のカーインライジングは中団から追い上げたが、先に出たテンプテッドが押し切った。

主催者の確定成績では、2着カーインライジングとの差は1/2クビ。3着ジョリスターは2着馬からクビ差だった。テンプテッドの負担重量は56.5キロで、カーインライジングは58.5キロ。12頭が争ったレースは現地16時15分に発走し、天候は晴れ、馬場はSoft 5と発表された。

ゴドルフィン掲載の談話で、スコフィールド騎手は先行2頭の後ろから早めに先頭へ立った経過を振り返り、馬の勇敢さと粘りをたたえた。管理するC.マー調教師は、ゴドルフィンがこの馬を辛抱強く待ってきたことにも触れた。

前年2着から、今年は6戦6勝

2025年のジ・エベレストでは、テンプテッドはカーインライジングの2着だった。今回は同じ2頭の着順が逆転した。主催者が公表した今年の賞金総額は2000万豪ドル。出走枠を持つ12の参加者が馬を選ぶ方式で、テンプテッドは所有・生産を担うゴドルフィンの枠から出走した。

2026年は2月7日のエスキモープリンスステークス(G3)で始動。2月28日のサラウンドステークス(G1)、4月11日のアローフィールド3歳スプリント(G2)を勝った。前半の3戦を終え、9月5日のコンコルドステークス(G2)で復帰すると、10月3日のプレミアステークス(G2)も制した。エベレストを含めて今年は6戦6勝となる。

父はStreet Boss、母はCalliope。ゴドルフィン・オーストラリアの生産馬で、2022年8月24日に生まれた栗毛の牝馬だ。2月のサラウンドステークスがG1初勝利で、エベレスト終了時点の通算成績は15戦10勝。今回がG1の2勝目となった。

参考資料

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