先頭の2頭から、4コーナーで抜け出す
レースは3歳以上の9頭で争われ、天候は晴れ、馬場状態は良。スレイマンは大井所属で、負担重量56キロ、馬番8から出走した。2着オピニオンリーダー、3着ダテノショウグンも56キロを背負っていた。
前半から先頭の組をつくったのは、馬番7のオピニオンリーダーとスレイマン。NARの全馬コーナー通過順では、1〜3コーナーはいずれもこの2頭が並び、4コーナーではスレイマン、オピニオンリーダー、ダテノショウグンの順となった。
ゴールでも上位3頭の順序は変わらなかった。オピニオンリーダーの時計は2分07秒6で、スレイマンとの差は0秒1。そこから2馬身差のダテノショウグンが2分08秒0で続き、4着アルラはさらに3馬身後ろの2分08秒7だった。
前半1000メートルの通過は1分05秒2。レース全体の上がり600メートルは37秒1で、スレイマン自身の上がりも37秒1を記録した。オピニオンリーダーは37秒2、ダテノショウグンは37秒4だった。
5月以来の出走で、今年2つ目の重賞勝ち
スレイマンの前走は5月20日の大井記念で、16頭立ての4着だった。今回はそれ以来、約5か月ぶりの出走。今年は2月4日に川崎の報知オールスターカップを勝っており、今回の勝利で2026年は3戦2勝となった。
報知オールスターカップはダート2100メートルで行われ、スレイマンは58キロを背負い、2分17秒8で優勝していた。今回の2000メートルと合わせ、今年の2勝はいずれも南関東の中距離重賞で挙げたものとなる。
前年の埼玉新聞栄冠賞は10月29日に浦和の同じダート2000メートルで行われ、スレイマンが2分06秒5で勝利した。当時は稍重馬場で、2着はツーシャドー。今回は異なる馬場状態と相手を迎え、再び浦和の重賞を制した。
名称が変わった重賞で、前年の勝ち馬が再び優勝
この競走は1991年に「埼玉新聞杯」として1900メートルで創設された。2008年に埼玉栄冠賞、2012年に埼玉新聞栄冠賞となり、今年から埼玉栄冠へ名称が変わった。距離は2021年から2000メートル。優勝馬には浦和記念の優先出走権が与えられる。