競走馬から種牡馬へ、23戦5勝の歩み
スマートオーディンは2013年2月20日生まれ。父ダノンシャンティ、母レディアップステージの黒鹿毛で、競走成績は23戦5勝だった。
2015年の東京スポーツ杯2歳ステークスを勝つと、2016年は毎日杯と京都新聞杯を連勝。約2年の休養を挟み、2019年の阪急杯で4つ目の重賞タイトルを獲得した。2021年の京都金杯を最後に競走生活を終え、イーストスタッドで種牡馬生活に入った。
産駒からも重賞勝ち馬が出た。ゼンダンハヤブサは2026年7月19日の小倉記念で、18頭立ての10番人気から優勝。JRA確定成績では、芝2,000メートルを1分58秒0で走り、2着ジョバンニに1/2馬身差をつけている。
8月29日から始まった第3の馬生
引退馬協会によると、種牡馬生活を終えることになったスマートオーディンについて、イーストスタッドから受け入れの相談があった。移動前に去勢手術を受け、術後の状態が安定した8月29日にコネクトファーム分場へ移った。同日付で引退馬協会所有のフォスターホースとなり、到着後は元気で落ち着いて過ごしているという。
今回適用された「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション 2026」は、中央または地方の重賞勝ち馬で、7歳以上の引退馬を対象とする。繁殖経験の有無は問わない。2026年は10頭の受け入れと2,500万円の目標額を掲げ、1頭あたり1年間の受け入れ費用を概算160万円としている。
第1号のセルバーグに続き、スマートオーディンが第2号となった。1997年に始まった「イグレット軽種馬フォスターペアレントの会」で最初に受け入れたグラールストーンから数えると99頭目。スマートオーディンを支えるフォスターペアレント会員の受け付けは、9月7日12時に始まる予定だ。