テーオーロイヤル
長距離戦線で強さを示した。
リオンディーズは、キャリア2戦目でGIを勝った。早すぎるほど早く、シーザリオの血が表へ出た。その短い現役時代のあと、種牡馬としては思ったより広い地図を描き始めている。
2015年の朝日杯フューチュリティステークス。リオンディーズは、まだキャリア2戦目だった。外から伸び、最後にエアスピネルを差し切る。若い馬の体から、シーザリオの血が早くも表へ出た。
3歳春、弥生賞で2着、皐月賞で5着、日本ダービーで5着。能力は見せたが、クラシックを勝つところまでは届かなかった。現役時代は5戦で終わる。だからこそ、朝日杯の外から伸びた脚が強く残る。
デムーロ騎手は朝日杯FS後、リオンディーズを「すごい馬」と評した。キャリア2戦目でGIを勝った素質を読む入口にする。
母は同じシーザリオ。だが父はキングカメハメハだ。エピファネイアがシンボリクリスエスの重厚さを持つなら、リオンディーズはキングカメハメハらしい機動力や幅を感じさせる。
テーオーロイヤルは長距離で強さを見せた。ミュージアムマイルはクラシックの春へ進んだ。サンライズホークはダート交流重賞で名前を残した。短い現役時代の印象より、産駒の地図は広い。
長距離戦線で強さを示した。
クラシック路線で名前を上げた。
ダート交流重賞で力を見せた。
芝マイル前後で活躍。
集計年:2025年JRA成績
2025年成績では、リオンディーズ産駒は798走65勝、3着内181回。ダートの勝ち鞍が厚いが、芝にも物語を残している。
| 区分 | 出走 | 勝利 | 勝率 | 勝ち鞍の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 芝 | 423走 | 31勝 | 7.3% | 47.7% |
| ダート | 375走 | 34勝 | 9.1% | 52.3% |
| 距離帯 | 勝利 | 割合 | 読み方 |
|---|---|---|---|
| 短距離 | 20勝 | 30.8% | スピードの出方を見る入口。 |
| マイル前後 | 35勝 | 53.8% | もっとも厚く出やすいゾーン。 |
| 中距離 | 7勝 | 10.8% | クラシックや古馬中距離へつながる。 |
| 長距離 | 3勝 | 4.6% | 母系や馬体次第で広がる余地。 |
この種牡馬らしさは、シーザリオの柔らかさにキングカメハメハの幅が重なり、芝とダートの両方へ産駒を出す。
リオンディーズの現役時代は、朝日杯の光でほとんど決まってしまったようにも見える。でも種牡馬として見ると、話はそこで終わらない。シーザリオの血は、兄エピファネイアとは違う速さで、別の道へ広がっている。