2着から4着まで同タイム
16頭によるダート2000メートルのハンデ戦は、ダイシンピスケスが1コーナーから3コーナーまで先頭を進んだ。4コーナーではダイシンピスケス、ギュルヴィ、ルシュヴァルドールが並ぶ位置。ヴァルツァーシャルは9番手、10番手、9番手、8番手と中団の後ろから運び、最後の直線へ向かった。
ヴァルツァーシャルの推定上がり3Fは36秒4。直線で先行勢を捉え、2分05秒3で先頭に立った。2着ルシュヴァルドールは13番人気で2分05秒4。さらにクビ差の3着は7番人気マイノワールで、時計は同じ2分05秒4だった。
4着ハピも2分05秒4で、3着との差はアタマ。1着から4着までが0秒1差に収まった。1番人気ラムジェットは道中4、5、4、4番手を進み、59.0kgで7着だった。
負担重量はラムジェットの59.0kgが16頭で最も重く、ヴァルツァーシャルの58.5kgが続いた。上位4頭の推定上がり3Fは、ヴァルツァーシャル36秒4、ルシュヴァルドール37秒0、マイノワール36秒4、ハピ36秒3。道中の位置と負担重量が異なる4頭が、ゴールではほとんど横一線となった。
2024年マーチステークス以来の重賞勝利
ヴァルツァーシャルは2019年4月22日生まれの7歳牡馬。父マクフィ、母バイカターキン、母の父エンパイアメーカーで、美浦の高木登厩舎に所属する。
最初の重賞勝利は2024年3月24日のマーチステークスGIIIだった。中山ダート1800メートルを1分50秒7で勝利。今回と同じ斎藤新騎手とのコンビで、7番人気からタイトルをつかんでいる。
2026年は3月のマーチステークスで4着、5月の平安ステークスで2着、8月のエルムステークスで5着。シリウスステークスではそこから巻き返し、2年6か月ぶりの勝利をJRA重賞2勝目で飾った。
今回は過去の重賞勝利より1.5kg重い58.5kgを背負い、阪神ダート2000メートルで中団の後ろから差し切った。上位4頭が0秒1差に入る接戦の先頭に、7歳のヴァルツァーシャルが立った。