3番手付近から先頭へ
晴れ、良馬場の11頭立て。3番人気のメイショウハチローは吉原寛人騎手を背に、1分34秒7でゴールした。6番人気ストレングスが3/4馬身差の2着で、時計は1分34秒9。1番人気ウィルソンテソーロはそこから3馬身差の3着、1分35秒4だった。勝ち馬は4歳、2着馬は5歳、前年の勝ち馬は7歳。連覇を目指したウィルソンテソーロの前で、2頭が着順を決めた。
NARの確定成績では、3コーナーを先頭で回ったのはストレングス。メイショウハチローはその時点で3番手付近にいた。4コーナーではストレングスがなお先頭で、メイショウハチローは2番手へ。直線でその位置関係が入れ替わった。勝ち馬の上がり3ハロンは35秒3、ストレングスは35秒7、ウィルソンテソーロは35秒8。勝ち馬は3コーナーから1つずつ前へ進み、先に抜けたストレングスをかわした。
NARのコース紹介によれば、盛岡ダート1600メートルは2コーナー奥のポケットから始まる。3コーナーまで約900メートルが続き、ゴール前は上り坂。メイショウハチローは、そのコースの最後の曲がり角で2番手まで進んでいた。
条件戦から盛岡の大舞台へ
岩手競馬の出走馬紹介によると、メイショウハチローは2025年夏以降に条件戦を勝ち上がり、東海ステークスでは2着に入っていた。父はシニスターミニスター。今回2着のストレングスも同じ父を持つ。父が同じ2頭が、盛岡のJpnIで1・2着を占めた。
前年の南部杯を制したウィルソンテソーロも、今年の出走馬紹介では盛岡2戦2勝と記されていた。今回は3着で、連覇はならなかった。4コーナーでは勝ち馬の後ろにいたが、確定成績の着差は2着馬から3馬身。前年の優勝馬と新しい勝ち馬の位置が、この1戦で入れ替わった。
岩手競馬が公表したレース後の談話で、福永祐一調教師は来年のフェブラリーステークスを使いたい意向を示し、JBCについては馬の状態を見て判断すると述べた。南部杯の勝ち馬にはJBCスプリントまたはJBCクラシックへの優先出走権がある。次の出走先はまだ確定していない。