メイショウゲキリン、全4コーナーを先頭で通過
13頭立てのレースで、田辺裕信騎手が騎乗したメイショウゲキリンは1コーナーを先頭で通過した。4コーナーまで通過順位はすべて1番手。1000メートルを1分02秒4で通過し、重馬場の中山芝外回りを先頭で運んだ。
直線に入っても先頭を守り、上がり3ハロン37秒1、2分16秒9でゴールした。負担重量は57キロ。7歳馬が単勝9番人気の評価を覆し、最後まで先頭を譲らなかった。
キャンツウェイトがハナ差まで迫る
2着は6番人気キャンツウェイト。勝ち時計と同じ2分16秒9で、着差はハナだった。1コーナーと2コーナーを6番手、3コーナーを7番手で進み、4コーナーでは5番手へ。上位3頭で最速となる上がり3ハロン36秒5を記録し、逃げるメイショウゲキリンへ迫った。
3着は3番人気ヴーレヴーで2分17秒2。道中は3番手を保ち、2着から1馬身3/4差で入った。上がり3ハロンは37秒1。1番人気のレガレイラは4着だった。
最後の3ハロンは12秒3、12秒1、12秒7。キャンツウェイトが差を詰めた一方、メイショウゲキリンは最後の1ハロンでも粘り、わずかなリードを残した。先頭で流れを作った馬と、中団から追い上げた馬が同じ時計で並ぶ決着となった。
1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権
JRAのレース概要によると、産経賞オールカマーは1955年に創設され、1995年からGIIとして行われている。2014年からは、1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が与えられる競走となった。
2026年はメイショウゲキリンが重馬場を先頭で押し切り、その権利を得た。前週唯一の国内JRA平地重賞は、9番人気馬と6番人気馬が同タイムで並ぶハナ差の決着だった。