ディクテオン、コリアカップを6馬身差で連覇 地方所属馬初の快挙

2026年9月6日、韓国・ソウル競馬場のコリアカップ(G2、ダート1,800メートル)は、大井所属のディクテオンが1分51秒7で優勝した。序盤は後方に置かれたが、残り1ハロンでJRA所属のサンデーファンデーを抜き、6馬身差で連覇。地方競馬所属馬として初めて、この競走を2年続けて制した。

後方から向正面で進出

9頭立ての1戦で、ディクテオンは発走直後に行き脚がつかず、先行した2頭から離れた後方を進んだ。矢野貴之騎手が促すと、向正面で少しずつ前との差を詰め、3コーナーから追い上げを開始。直線では先頭のサンデーファンデーを射程に入れた。

残り1ハロンで先頭が入れ替わる。ディクテオンは抜け出した後も差を広げ、1分51秒7でゴールした。2着サンデーファンデーとの差は6馬身。TCKの公式発表によると、荒山勝徳調教師は、3コーナーで少しふらついた後、4コーナーからラチ沿いへ進んでもう1度脚を使ったと矢野騎手から聞いたと説明している。

矢野騎手は序盤について、1コーナーまでは焦りがあったとしながら、道中は前を射程に入れて運ぼうと考えていたと振り返った。長く脚を使った8歳馬が、前半の位置取りを最後の1ハロンで覆した。

KRAの審判報告では、当日の天候は晴、ダートは含水率6%の良馬場。コリアカップは現地17時10分に発走した。荒山調教師は、前で2頭が競り合って差が開いた前半を振り返り、次走は馬の状態を見て決めるとしている。連覇直後の段階で、次のレースはまだ発表されていない。

G3からG2へ、同じ組み合わせで2勝

ディクテオンは大井・荒山勝徳厩舎の8歳騸馬。今回も矢野騎手が57キログラムで騎乗した。2025年のコリアカップは当時G3で、地方競馬所属馬として初めて海外ダートの国際グレード競走を勝利。今年はG2となった同競走へ前年覇者として戻り、同じ騎手、調教師との組み合わせで2勝目を挙げた。

コリアカップを連覇した日本調教馬は、JRA所属だったロンドンタウン、クラウンプライドに続いて3頭目。地方所属馬ではディクテオンが初となる。2025年に作った海外国際グレード競走勝利の記録へ、1分51秒7、6馬身差の連覇が加わった。

参考資料

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